サジーに含まれるビタミンEは生活習慣病の防止に役立ちます

サジーに含まれるビタミンEは「老化」を防ぐ抗酸化成分

がんや動脈硬化などの生活習慣病に始まり、体に様々なトラブル、病気をもたらすものとして注目を集めているのが「活性酸素」というものです。

活性酸素とは、もともと呼吸によって体内に入った酸素の一部が変化したものです。
体に必要だから取り込んだ酸素が、人の体を「サビ化」させる恐ろしい物質になってしまうのです。

人間の体は約60兆個の細胞で作られています。
この細胞の周りには不飽和脂肪酸という物質でできた細胞膜がありますが、活性酸素はその細胞膜を攻撃し、酸化します。その結果不飽和脂肪酸は過酸化脂質というものに変化します。

細胞膜が過酸化脂質になった細胞は、周りの細胞の細胞膜を次々と参加させていくのです。
まるでウイルス感染のように。

 

活性酸素が発生する理由は何?

適量であれば、活性酸素は必ずしも身体にとって悪いものではありません。ウイルスなどの外敵から細胞をガードする役割を持っています。
呼吸によって取り入れた酸素のうち、約2%が活性酸素になると言われています。ところが過度なストレスや紫外線などにより過剰に発生してしまうと自分自身を傷つけることになるのです。

 

ストレスは最悪なトリガー

なんらかのストレスを受けると、身体はそれに対抗しようとします。「副腎皮質ホルモン」というストレスを緩和させるための物質が分泌されるのですが、同時に活性酸素が作られます。
ストレスに負けないようにすることで体を傷つけてしまうのは皮肉ですね。

ビタミンCにもストレスを和らげる効果があり、ストレスの際には多量に消費されます。
ビタミンCは抗酸化作用も強いため、体内から減ってしまうと活性酸素の増加を止められなくなります。ビタミンCは貯蓄できないので、毎日取り続けることが大切です。

 

紫外線はガンの原因に

紫外線を肌に直接浴びると、身体を守るために強力な活性酸素が発生します。
紫外線がシミなどの肌トラブルの原因となります。

喫煙は百害

喫煙によりタールに代表されるような有害物質が体内に入ります。
体にとっては外敵と同じなので、対抗するため活性酸素が増えます。副流煙を吸っても同じ影響があります。

 

食品添加物・大気汚染

インスタント食品や、調理に便利な食べ物には確実に食品添加物が入っています。
活性酸素は本来、身体を守るために発生します。食品添加物自体の怖さもありますが、それに対抗するために発生する活性酸素もダブルで体を傷つけます。

 

激しい運動も実はよくない

激しい運動も原因の1つです。運動をすると呼吸が増え、取り込む酸素量が増え、活性酸素に変換されるパーセント量は変わらないので活性酸素量も増えてしまいます。
スポーツはほどほどが体にはいいようです。

 

サジーに含まれるビタミンEは活性酸素に先制攻撃をする

サジーにくるみの約3.2倍も含まれているビタミンEは細胞膜の中で活性酸素を待ち受けます。
活性酸素が脂質を酸化して過酸化脂質にする前に、先に活性酸素にくっつき、「活性酸素を無害化」してくれます。

ビタミンEが不足すると体内の過酸化脂質が増加し、血管が細くなります。これが動脈硬化などの原因になり、その結果心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こすことになります。

ビタミンEはたくさん摂っても体内に蓄積することができません。
毎日発生する活性酸素に対抗するには、サジーを毎日飲んでビタミンEを補給し続けるのが良いでしょう。